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熱交換器・ユニットクーラーの専門メーカー

TEL. 0297-63-1171

〒301-0901 茨城県稲敷市下根本7940-1

技術情報ENGINEERING

管(パイプ)の種類

代表的なものは、銅管があります。銅管以外にも以下の種類があります。
 ・銅管・・・・・・・アンモニア冷媒以外は使用可能で熱伝導率が良く、最も一般的に使われています。
           外径はφ9.53、φ12.7、φ15.88の3種類があります。
 ・アルミ管・・・・・アンモニア冷媒に適しますが腐食に弱く耐食加工したものが使われます。
           軽量であることが利点ですが、高度な溶接技術も必要で、アンモニア冷媒以外は
           一般的ではありません。
 ・ステンレス管・・・アンモニア冷媒にもフロン冷媒にも使用可能ですが、熱伝導率が銅・アルミと
           比べると小さいのでより大きな伝熱面積を必要とし、かつ重量も重くなり材料費も
           高価になります。特に耐食性を要求される条件で使われます。


フィンの種類

代表的なものは、アルミフィンがあります。アルミフィンにも表面処理加工で以下の種類があります。
 ・ベア材・・・・・・素地の状態で、主に凍結・冷凍用として使用されています。
 ・プレコート材・・・ベア材に親水性被膜・耐食性被膜を施した表面処理材(エポキシ樹脂系)
 ・アルマイト材・・・ベア材にアルマイト加工(陽極酸化処理)を施した表面処理材
アルミフィン以外にも、銅フィンやステンレスフィン等があります。

当社で加工するフィンには、管径・パイプピッチ・フィン巾に応じて様々なパターンがあります。
詳細については資料"熱交換器の特徴"を参照下さい。


パイプ−フィンの組合せ

・銅管+アルミフィン
 庫内がマイナス温度であれば、空気中の水分は氷結しますのでベア材でも腐食することはありません。
 庫内がプラス温度であれば、空気中の水分と酸素によりアルミが腐食されやすくなるため、表面処理材
 (プレコート材やアルマイト材)の使用を推奨します。

・銅管+銅フィン
 食品工場などで殺菌洗浄したり、その環境の近くで使用する場合は洗浄液のミストが浮遊して金属を
 腐食させるため、銅管+銅フィンの組合せを推奨します。

・ステンレス管+ステンレスフィン
 特に耐食性を有する組合せとして、ステンレス管+ステンレスフィンが有効です。
 ただし、庫内環境の温度や湿度によってはステンレスも錆びますので、ステンレス=錆びないという
 盲信は危険です。
 熱伝導率は銅やアルミと比べると小さいので、より大きな伝熱面積を必要とし、かつ重量も重くなり
 材料費も高価になります。


プレートフィンコイル

プレートフィンコイルの製作には圧入方式と拡管方式がありますが、当社では圧入方式を採用しています。
圧入方式とは、管径より小さい径のプレートフィンを使用し、管に圧力をかけて差し込み、フィンに密着
させる方式です。
プレートフィンは、最適なはめあい公差の維持を確実にするため全量を自社でプレス加工により生産し、
管に差し込むプレートフィン圧入機(差込機)は自社開発したものを使用しています。
管材質とフィン材質の組合せが自由に選べ、フィンを1枚ずつ圧入するのでフィンピッチなど自由度が高い
プレートフィンコイルが製作できます。


伝熱面積

熱交換器の能力はプレートフィンコイルの外表面積で表し、管表面積とフィン表面積の合計したものを
伝熱面積(u)といいます。製品一覧のプレートフィンコイルのページに伝熱面積計算を載せています。


腐食対策について

熱交換器・ユニットクーラーの腐食対策として、以下の方法があります。
 ・銅フィン仕様
 ・フィン表面処理加工:プレコート加工、アルマイト加工、等
 ・オールステンレス仕様(パイプ、フィン、ケーシング、送風機:SUS304)
 ・カチオン電着塗装

庫内環境の温度や湿度、腐食性物質を含んだ空気環境によっては、ステンレス材や各種表面処理剤でも
錆びることがありますので、設置後のメンテナンスに十分留意して下さい。
詳細については資料"各種腐食対策"を参照下さい。


冷凍2012年5月号に、ユニットクーラーの腐食事例や対策事例を紹介した特集記事が掲載されています。
併せて参照ください。⇒”特集:ユニットクーラの腐食事例および対策事例”